スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。


    #030 葬儀会場より秋祭りの鐘の音!(2/4)

    [ひきこもり] ブログ村キーワード

    葬儀会場より秋祭りの鐘の音! ・・・・・No.2/4
    本日は、前々回に続き予定を変更し兄の珍しい葬儀について記します。
     
     亡くなった翌日、町内の若手から、相談事があるとの連絡が入る。
    出棺時、秋祭りの鐘の音で送り出させてもらえないか、と。

     鉄工所(機械加工)をやってた兄は、祭り鐘も作っていた。
    遠くからも注文を受けていた。 わが町内の鐘は、兄が寄付をした鐘である。
    機械加工のみでは出来ない。 手仕上げ部分もウエイトを占める。
    木型を作り、鋳物をふかしての作業。 だから作る所も少ない。

     その鐘の音で送らせて欲しいと、叩き手No.1からの申し出である。
    葬儀当日は鐘を叩くまで間、葬儀会場ロビーに鐘を飾らせて欲しい とも。

     葬儀と言えば、おごそかな・厳粛なものである。 聞いた時はビックリ、何を言ってる。 
    と思ったが、「是非とも・・・・・!」 話を聞くにその熱い思いに涙した。
    その思いを、喪主の姉・子供達に伝えると、また涙の応酬である。
    体調優れず自宅で治療してた時も、あの鐘の音は、俺が作った鐘の音。 
    まだ音色がいい とか、おかしい とか気にしていたと聞かされた。

     後は、葬儀社の承諾を得るのみ。 担当者も前代未聞のことで、即答出来ないとのこと。
    社長の許可を取ることに。 長いこと電話してたが 「どうぞ、ご存分に!」 との回答。
    叩く時間、2分くらいで充分と葬儀社担当者と打ち合わせた。

     ロビーに飾る説明文、高校の書道の先生直筆で出来上がってきた。
    会葬当日は、6/29日(月)で平日。 サラリーマンの若手達故、最小メンバーでと要請。
    かくして、叩き手No.1からの申し出では実現することとなる

    兄の作った祭り鐘
            <会場ロビーに飾った大小の祭り鐘>


     出棺時、建物を出るまでは、北島三郎さんの「祭り」が流れた。
    演歌をこよなく愛した。 遠藤実道場にも通っていたと。 一緒に撮った写真もロビーに飾った。
    出入り口に差し掛かるや否や、今年は練習無しでブッツケ本番の叩き手No.1のバチが動き出す。
    「チャンチャンガラガラ、チャンガララ・・・・・・・」 祭りの鐘叩きは、1番から5番まである。 
    クライマックスの5番でいいと話しておいた。

     が、オイオイ、1番から叩いてるじゃないか! ・・・・2番・・・・・3番・・・・・・
    霊柩車が出発出来ない。 葬儀社の担当者が困惑している。
    見かねて、叩き手の方に、両手で×印を作って合図したが、 首を横に振っている。

     本人は身体全体でリズムを取り、何かに取り付かれたように懸命に叩いている。
    もう止められない。 担当者も諦め顔。 近所の窓々が開き鐘の音の方を眺めている。
    「葬儀屋から鐘の音、秋でも無いのに何事だ!」 と言わんばかりに眺めている。

     やっと5番が終わった。 小さな音色に変わる。 「チ~ン、チンチリリン・・・・・・」
    霊柩車のプ・・・・・・・ンのクラクションの別れの音とともに、やっとの出発。

     かくして、開業以来十数年の葬儀屋さんも・参列者も、かつて経験したことのない珍しい葬儀に、未練なく旅立ってくれたであろう兄の冥福を祈ってくれたことであろう。

    次回、No.3/4は、「マシニングセンタの行く末! 」を記載致します。
        No.4/4は、「刃渡り 2尺3寸4分(約71cm)の日本刀! 」を記載致します。



    関連記事
    スポンサーサイト


    コメント
    サプリメント管理士さん、いつもコメントありがとうございます。
    葬儀会場の玄関に、祭り鐘を並べ秋祭りのハッピを着て「チャンガラチャンガラ・・・・」やるものですから
    基本的には場違いもいいところ。 昔流に言えば喪に服す期間は、祭りごとなどは避ける(鳥居をくぐらない・・)訳ですから、参列者もビックリ! 結構ハプニングの多い男でしたから、最期までハプニング!

     次にバトンを受け継いでくれる町内の若手を育てようと懸命になってる最中の申し出。 いかなる場所・会合に於いても、出てくれた人・参加してくれた人の「存在感」があるように配慮しているつもりです。
    とにかく声を掛けます。 「ご苦労様です」 ・・・・・場に応じた声掛けを。 「今日来て良かった」と思ってもらえるように。 彼たちも、以前は物静かな存在でした。 何を言っても聞く耳をもつ形で接する・相談にのるといった日常がこの数年間。
     私と接する人には一瞬であれ、とにかく配慮します。 決して偉そうにせず、別れた後も爽やかさが残るように。 頭も深々と下げたり。 先人・先輩たち(親も含め)・人を大切にする心で接すれば、自ずと自分も大切にしてもらえる・・・そんな心情。
    兄への供養と同時に、生きてる私への恩返しをしてくれたと自負しております。  
     
     祭り男の兄が、後輩たちがかつぐ「みこし」に乗って旅だってくれました。  合掌!
    サプリメント管理士さん、コメントありがとうございました。
     
     

    2009/07/18(土) 04:30 | URL | こわれたバット #-[ 編集]
    お兄様、心おきなく旅立つことができたでしょうね。
    叩き手のみなさん、やってくれるじゃないですか(^^;
    2009/07/17(金) 23:54 | URL | サプリメント管理士 #hxjklqKc[ 編集]
    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック
    http://fc1039642.blog49.fc2.com/tb.php/33-ada42a56
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。